教養研修委員会

平成30年度 佐賀市人権・同和教育学級 (前期 6月)

参加報告

前期研修は、「災害と人権」「様々な性」「子どもの育ちとメディア」「同和問題(部落差別)」の4テーマについてそれぞれ開講されました。

【参加した委員の感想より】

『災害と人権』について

◎“クロスロード”というカードを使って、自分の意見と反対意見の人とのグループ討論会形式を交えたので時間の経つのがとても早かったです。避難所での事や避難勧告が出た時や津波警報が出た場合など、実際には大災害未経験での究極の選択で自分の意見を言うのは、大変難しかったです。しかし、反対意見の方の話を聞いていると、思いもよらない考えに、なるほどと思う事も沢山ありました。そして、今までに起こった大災害からの教訓を生かさなければ、今後起こりうるかもしれない災害でどういうことが一番大切で、命を守れるのかを考える機会にならないと強く感じました。

 

◎災害と人権の講座を受け普段の生活がおくれる事が本当の幸せなんだと思いました。

 

『様々な性』について

◎今回のLGBTについての講話で、「性的少数者」という言葉を初めて聞きました。「性」には「体」、「心」、「好きになる」性という3つの性があり、それは人それぞれ、一人一人違います。普段の生活においては(学校でも)、性別で区別されることが多く、彼らは見た目には分からない「性」の悩みを抱え、誰にも言えず孤立してしまうそうです。最近、理解者が徐々に増え、やっと彼らを取り巻く環境が変化しつつあります。これからは、行政とも連携しながら、私たちはまず知ることから、そして互いに尊重しあえる世の中にしていかなければと思いました。

 

◎LGBTの事、ましてご本人の経験を聞いたのは初めてでした。当人でなければ分からない、本当に辛い気持ち、不安、そして現在に至るまでの心の変化…まだまだ理解しきれたという所まではいかないのですが、性的多数者と言われる自分達が何気なく発する言動にいかに傷つけられてこられたかを聞いて、少しでも自分も考えを変えていかなければと思いました。貴重なお話をありがとうございました。

 

 

『子どもの育ちと電子映像メディア』について

◎テレビやゲーム、スマホなどのメディアが、子どもたちの成長に与える影響について、具体的な調査報告などを提示しながら、大変分かりやすく教えていただきました。たくさん勉強してもスマホゲームをすると消えてしまうというのは、興味深かったです。私たち大人も、時にはスマホを持たずに外出して、オフラインで生きる力を育てることも大切だなと思いました。

 

◎スマホやゲームの時間で何を失うか?睡眠・学力・脳機能・体力・視力・コミュニケーション能力です。どんなに正しく使っても心身に弊害が、ゲームの時間は少なくとも1時間まで・・・。今日から私も家族でデジタルデトックスにとりくみたいと思います。

 

『同和問題(部落差別』について

◎差別を受けていた方々が、なぜそうなったのか詳しく知ることができた。無関心でなく、知ることで差別がある場面での、自分の態度も変わってくると思う。とても意義深い講演でした。

 

◎同和問題は解放令が出され147年程になりますが、今日でも差別は続いています。この問題を解決する為には、多くの人が歴史的背景を学び、そして、その差別の中で生きてきた人をもっと知る必要があるのではないかと思います。一人ひとりがこの問題に関心を持ち、正しく理解する事が重要だと感じました。

 

平成29年度 四附属講演会 参加報告

日時:  平成29年10月24日(火)   9:00~12:00

会場:  佐賀県立美術館ホール

講師:  熊本大学教育学部附属中学校 副校長 上妻 昭仁 氏

演題: 「熊本地震 記録と記憶 ~緊急避難所運営を経験して~ 」

    本校からも多くの保護者の方に参加していただきました。

    まだ記憶に新しい熊本地震。避難所指定になっていないにもかかわらず、本震直後に緊急避難所を設置され、手探り状態の中でも立派に避難所運営をされたお話をしていただきました。避難所スタッフもみんなが被災者であること、休みが必要であることなど、運営者ならではの貴重な体験談を聞くことができ、ここ佐賀でも、もし災害が起こっても上妻先生のお話が役に立つと思いました。最後におっしゃった「日本一の避難にする」・・・この言葉がとても印象的でした。

平成29年度 人権ふれあい講演会 参加報告

日時:  平成29年11月23日(木)   13:00~16:10

会場:  東与賀文化ホールふれあい館

講師:  社会福祉法人 岡山ライトハウス理事長 竹内 昌彦 氏

演題:「私の歩んだ道」~見えないから見えたもの

    DVD視聴後に講演会が開催されました。

 

【参加した委員の感想より】

 

◎戦後直後、乳児の時にかかった病気の後遺症で徐々に視力を失い、8歳で全盲となられた竹内昌彦さん。障害が原因で同級生から執拗ないじめに遭いながらも、真っ向から立ち向かう昌彦少年に、心の強さを感じました。その後も苦難と戦いの連続で、波乱万丈の人生にもかかわらず、明るく、自分の夢に向かって頑張られるお姿に感動しました。全盲にもかかわらず、何事も自分でされ、日本全国講演会に飛び回られている竹内さん、目が見える自分が恥ずかしくなりました。街で障がい者、全盲の方を見かけたら、「何かお手伝いしましょうか?」という優しい言葉かけをしていただきたいということでした。進んで行動しようと思います。