令和元年度 第2学年 親子ふれあい講演会
キャリア
日時:2019年7月11日
場所:佐賀県立美術館ホール
講師:総合メディアプロデューサー 武藤 樹一郎
演題:これからの人の生き方について 第2学年育友会では、講演会を、学校の総合学習のテーマ「キャリア」につながる学びの機会にしたいと考え、“キャリア”= 職業、経歴、について、生徒のみなさんが自分の将来を夢と希望をもって具体的にイメージする、そのきっかけになればという思いを込めて計画しました。
~ 講師紹介 ~
武藤 樹一郎 1974年佐賀生まれ。
1993年から渡米。
1998年SVA(ニューヨーク)首席卒業(学長賞)。
2001年コロンビア大学視覚芸術学部デジタルメディア科修士課程首席終了(学部長賞)。
(講師メッセージ)
みなさんが大人になる頃は、AIやロボットが多くの仕事をするようになって、どういう時代になっているでしょうか?どんな事を今準備すべきでしょうか? 私は佐賀から高校卒業後アメリカに渡り、自力で学費を作りながら大学に通い、会社を作りました。テロの経験や、お金を作る苦労、身体の問題と格闘しながらの日々でした。 特に頭が良いわけでもなく身体も不自由で、発達障害もあり、裕福というわけでもない私が、何故アメリカの一流大学を首席で卒業できたのかを少し話してみたいと思います。
~ 講演内容 ~
・最先端の技術が日本に届くまでに2、3年かかる。日本で最先端だからと、それを仕事にし たら3年後その仕事があるのか分からない時代になっている。
・順調にいっているとそれしか見えなくなるので、自分で意図的にレールから降りることによ り視野が広くなってレベルアップを図ることが出来る。
・努力を楽しめる人であって欲しい。
・知識も大事だが、経験が何より大事。その際に世界を見据えて考え行動することが大事。
・日本と外国のハンディキャップに対する見かたの違いで、外国では何が出来るか関心をもた れ、その能力や技能を認められる。
※今回の講演では生徒だけではなく、保護者や先生方も改めて新しい世界観を得ることができ、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。