教育育成委員会

平成26年度大学の授業を受けてみよう(1) 各種講座内容

大学の授業を受けてみよう(1)各種講座内容 

       

 

 

1 イタリア語の歌を歌おう

               文化教育学部 板橋 江利也 先生

相手の心をどう動かせるか!ということで、歌詞の朗読にチャレンジしました。感情を込めて伝える中で自己を観察し、素直に表現することがイタリア語の歌をより深く感じられる第一歩だと教えて下さいました。また、実際にみんなで『樹木の陰で(ラルゴ)』の歌を歌いました。最初は恥ずかしそうにしていた子どもたちも何度か歌っていく中で笑顔が溢れイタリア語の歌の持つ独特な発音、表現を楽しんでいました。『音量だけではなく気持ちで表す!』という言葉が印象的でした。

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2 WiFiはどうしてつながるのか!?

                       大学院工学系研究科 豊田 一彦 先生

ゲーム機やタブレットなど身近な色々な機器が無線を使ってインターネットに接続できるようになり、この中では無線LAN(WiFi)が使われています。電波とは何か?電気が通る仕組みと電波が伝わる仕組みを簡単な実験で教えていただきました。無線LANは、プロトコル(通信規約)を元につながっている事を図式化でわかりやすく話してくださいました。最後は大学での研究内容もあり、子どもたちの進学の道標にもなったのではないでしょうか。

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3 見かけの太陽の動きに潜む少しひずんだ不思議な8の字について

                         文化教育学部 大隅 秀晃 先生

正午の太陽の影が夏至と冬至は北に出来ることは知っていても、その間の毎日はどうなるのか?と言う問いからはじまりました。1年間の正午の影がどう変化していくのかということです。研究室で実証した毎日の正午の太陽の影の動きとは「少しゆがんだ不思議な8の字」だったのです。その次に先生のご専門は物理で、天文ではありませんが、その8の字から広がる、地球の動きや軌道、地軸が傾いていることの地球への影響にも話は及びました。身近な知識を物理で読み解くサイエンスの楽しさを垣間見た講義でした。

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4 音楽の基本的概念一様式、ジャンル、形式

                         文化教育学部 高野 茂 先生

「音楽は音学だ」と言う言葉から始まった講義は、高野先生の音楽に対する穏やかな愛情が伝わってくるものでした。悲しい時は音によって癒され、うれしい時は傍に仲間が居て、一緒に喜んでくれるような心強さがある、それが音楽の良さだと思っていますが、何百年も前からある古典音楽は誰かが整理して後世に残してくれることがなければ耳にする機会もありませんでした。音楽はただ楽しむもの・・・から一歩出て、音楽を様式・ジャンル・曲種、形式で分類、研究していくと、今まで以上に奥深く音楽が楽しめると思います。

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5 共鳴の物理 楽器から原子まで

                      工学系研究科 遠藤 隆 先生

この世界(宇宙)にあるものは、すべて共鳴しているという難解なフレーズで始まった講義でしたが、実際にバネと重り、バイオリンやオルゴールを使って、わかりやすく教えて頂き、心理的障壁の高かった物理の講義に親しみを覚えることが出来ました。シャボン玉から電波、量子ゼノン効果まで日常から未来へと幅広く続く量子力学を興味深く学ぶことが出来ました。最後に遠藤先生より「ふしぎ」と思う気持ちを大切に学んで欲しいと熱いエールを頂きました。

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6 頭の中の地理的世界

                     文化教育学部 藤永 豪 先生

暗記科目としての「地理」のイメージが藤永先生の講義で変わりました。前半は、学校の成り立ちや社会という教科の中の地理学の意味から始まり、「扇状地」はどうやってできるのか?などをあらゆる関連性を持たせながら説明して頂きました。後半は、本題に入りメンタルマップというものを使って参加者全員が地図を描きました。これを使ってわかる事は、個人の生活の様子が地図化することで詳細になり、子供の場合は危険を未然に防ぐことが出来るということでした。子どもたちも「地理学」に興味をもったようでした。

 

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7 指揮者に挑戦

                     文化教育学部 今井 治人 先生

指揮者になるための出発点となる指揮法の基礎をピアノの演奏の指揮をしながら学びました。「指揮は奥深い!」その謎を解くべく子どもたちの眼差しは真剣でした。先生の丁寧な指導のもと「柔らかいしゃく及び平均運動の練習」など一つ一つの動きの意味を理解しながら、最初は戸惑いながらもみんなの前で指揮をやり終えた時の子どもたちの満足気な顔が印象的でした。指揮者と演奏者とのコミュニケーションを体感し音楽と楽しく向き合えた時間でした。

 

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8 金属イオンの検出実験と自然現象とのつながり

                   文化教育学部 岡島 俊哉 先生

いくつかの金属イオンを溶かした混合溶液(未知資料)を分析して、その溶液に含まれている金属イオンを検出する実験をしました。「金属イオンの系統分析」です。重金属は環境水に含まれやすく、人の健康被害も引き起こしやすい化学物質です。岡島先生は、実験はリラックスして行うことや実験道具の扱い方、実験ノートを書く事の意味や理由を丁寧に教えて下さいました。子どもたちは熱心に取り組み、先生に質問を投げかけ、次々と金属イオンを検出し、正解を得るたびに嬉しそうでした。この学習が環境汚染の防止につながることを期待します。

 

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9 デザイン思考で未来をco-creation!

                        産学・地域連携機構 松前 あかね 先生

デザイン思考で大切な物は、①人を中心に考えること②コラボレーション。より多くアイデアが出やすいようにグループでワークショップを行いました。「価値」を創って届けて回収する仕掛けを横山先生をモデルにして実践してみました。各グループの机上では付箋を利用して可視化で情報を共有し、ホワイトシート(静電気を利用し取り外し可能)に記入したものを、そのままプレゼンに使いました。ネタ切れからが大切で、もう1段掘り下げて考える(洞察)、妄想を広げてどんどん考えていくという作業は、今後の成長に役立つことだと思いました。

 

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10 身の回りのプラスチックと最新のプラスチック

                   工学系研究科 成田 貴行 先生

私達の生活の中の様々な場面で使用されているプラスチック(高分子材料)についてのお話でした。どうしてプラスチックに取って代わっているのかを考え、いろいろな実験を交えて、プラスチックの優れているところを学びました。また、プラスチックの自己再生能力が未来の高分子材料として注目されていることを知り、初めは緊張気味だった子どもたちも大変面白く興味を持って聞くことが出来ました。近い将来、再生能力が医療の現場で活用できる日が来ること、そして研究に携わる子どもたちがいるかもしれないことを期待しています。

 

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11 医師のアタマ・ワザ・ココロを創る「問題基板型学習」を体験してみよう

                     医学部医療教育部門 小田 康友 先生

実践的臨床医を養成する医学部の教育プログラムの中で、実際に行われている問題基板型学習のプチ体験をしました。症例「風邪をひいたみたい。15歳男性。微熱・喉の痛みあり・咳あり」を用い、本当に風邪か?他に考えられる疾病は無いか?と、考えました。時折、小田先生から与えられるヒントカードを見て、知識をフル稼働。頭を働かせながら仮説を除外。最終的診断を導き出しました。子どもたちは、医師の診断過程を疑似体験し、一部だけを見ずに、全体を見て判断していくことの大切さを実感していました。

 

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12 放射線を測る

                 総合分析実験センター 寺東 宏明 先生

最近の社会情勢を踏まえ、放射線に対する関心が高まってきています。そのような中、今回の講義を通して身近に存在する放射線について学びました。五感で感じることが出来ない分、「放射線=怖い」という意識だけがひとり歩きしているようです。また実験では3名のスタッフのもと、身の回りにある自然放射線の測定をさせていただきました。子どもたちも大学での勉強や実験・研究をより身近に感じることが出来たのではないでしょうか。

 

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13 誰もが佐賀県の大きな問題の「肝臓がん」を減らすことができるんだ

                             肝疾患医療支援学講座肝疾患センター 江口 有一郎 先生

江口先生の魅力ある授業に、大人も子供も興味津々の様子でした。医学部学生の方のお話もわかりやすかったです。エコーを使って実際に人の体に中の心臓や肝臓を覗いてみました。「SAGA肝がんワースト1汚名返上プロジェクト」として、はなわさんや肝臓のゆるキャラ「肝ちゃん」を起用して肝疾患に関する広報活動を精力的に行われています。私達にできること。それはこの講義で聞いた「早期発見早期治療の重要性」をより多くの家族や友達に話し、知らせることです。佐賀県を元気にするためにも、皆で頑張りましょう。

 

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大学の授業を受けてみよう 10月講座

 

日時 テーマ   講座担当者氏名
1 10月25日(土)
10:00~
宇宙論入門   工学系研究科
船久保 公一
2 10月25日(土)
9:00~
遺伝子組換え生物を作ろう。自然放射線を見よう。   総合分析実験センター
永野幸生
龍田勝輔
3 10月25日(土)
10:00~
バイオテクノロジーで新しい植物を創る   農学部
駒井 史訓
4 10月25日(土)
10:00~
11:45
原因と対策・・明治時代の脚気対策を例として・・」   文化教育学部
久野建夫
5 10月25日(土)
10:00~11:30
生物の耐用性と生き物同士の相互作用   農学部
徳田 誠
6 10月25日(土)
10:00~
「ユーロ圏と米国における国民の連帯性の比較・・・金融危機の時にこそ問われる連帯性の内実」   経済学部
米倉 茂
7 10月25日(土)
10:00~11:00
「男女共同参画」って何?
~自分らしく生きるコツ~
  男女共同参画推進室
宮地 歌織
8 10月25日(土)
10:00~
「お父さんは牛のしっぽにとまるハエ?」
インドネシアの母系制社会から学ぶこと
  国際交流推進センター
山田 直子
9 10月25日(土)
10:00~12:00
廃油(脂肪)からBDF(バイオディーゼル燃料)をつくってみよう。   環境基礎講座
岡島 俊哉
10 10月25日(土)
10:00~12:00
食と法律-先生&ゼミ生と学ぼう   理事・副学長
経済学部
岩本 諭

 

 

大学の授業を受けてみよう 9月講座

 

日時 テーマ   講座担当者氏名
1 9月13日(土)
10:00~11:30
イタリア語の歌を歌おう   文化教育学部
板橋江利也
2 9月13日(土)
10:00~12:00
WiFiはどうしてつながるのか!?   大学院工学系研究科
豊田一彦
3 9月13日(土)
10:00~11:30
みかけの太陽の動きにひそむすこしひずんだ不思議な8の字について   文化教育学部
大隅秀晃
4 9月13日(土)
10:00~12:00
音楽の基本的概念-様式、ジャンル、形式   文化教育学部
高野 茂
5 9月13日(土)
10:00~11:30
共鳴の物理 楽器から原子まで   工学系研究科
遠藤 隆
6 9月13日(土)
10:00~12:00
頭の中の地理的世界   文化教育学部
藤永 豪
7 9月13日(土)
10:00~12:00
指揮者に挑戦   文化教育学部
今井 治人
8 9月13日(土)
10:00~12:00
金属イオンの検出実験と自然現象とのつながりを学習しよう   環境基礎講座
岡島 俊哉
9 9月13日(土)
10:00~12:00
デザイン思考で未来をco-creation!   松前 あかね
10 9月13日(土)
10:00~11:30
身の回りのプラスックと最新のプラスティック   工学系研究科
成田 貴行
11 9月13日(土)
10:00~11:30
医師のアタマ・ワザ・ココロを創る「問題基盤型学習」を体験してみよう   医学部医療教育部門
小田康友
12 9月13日(土)
10:00~12:00
放射線を測る   総合分析実験センター
寺東 宏明
13 9月13日(土)
10:00~11:00
誰もが佐賀県の大きな問題の「肝臓がん」を減らすことができるんだ   肝疾患医療支援学講座
 肝疾患センター
江口 有一郎