教育育成委員会

平成27年度「大学の授業を受けてみよう」開催講座


No. 日時 テーマ 講座担当
1

9月12日(土)

10:00~11:30

バイオテクノロジーで新しい植物を創る!

農学部 教授

駒井 史訓 先生

2

9月12日(土)

10:00~11:45

原因と対策

 ・・沿岸地区に多発した奇病への対応・・

文化教育学部 教授

久野 建夫 先生

3

9月12日(土)

10:00~11:30

相対論の世界

大学院工学系研究科 教授

船久保 公一 先生

4

9月12日(土)

10:00~11:30

発酵食品は病気を予防できるか?

農学部 教授

北垣 浩志 先生

5

9月12日(土)

10:00~12:00

巨大な布に水族館を描こう

文化教育学部 准教授

小木曽 誠 先生

6

9月12日(土)

10:00~11:00

日本語の漢字にはどうして何通りもの発音が

あるのか?

文化教育学部 准教授

中尾 友香梨 先生

7

9月12日(土)

10:00~12:00

放射線を測る

総合分析実験センター 准教授

寺東 宏明 先生

8

9月12日(土)

10:00~11:50

メディアコミュニケーションについて考えよう

文化教育学部 教授

角 和博 先生

9

9月12日(土)

10:00~11:30

スピンはめぐる

工学系研究科 教授

遠藤 隆 先生

10

9月12日(土)

10:00~11:00

だしのおいしさの科学

文化教育学部 准教授

萱嶋 知子 先生

 

平成26年度大学の授業を受けてみよう(2) 各種講座内容

1 宇宙論入門

                             大学院工学系研究科 船久保 公一 先生

宇宙は138億年前から膨張し続けており、膨張の様子を知ることが出来るようになったそうです。プロジェクターを使ってハッフルの法則、宇宙年齢、宇宙を満たしているエネルギーの内容の話がありました。少し難しい講義でしたが、宇宙の魅力に気づくことが出来ました。夏と冬では、天の川の見え方が違うことも知り、これからは星の見え方が変わるような気がしました。とても興味深いお話でした。

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2 遺伝子組み換え生物をつくろう。自然放射線を見よう

                             総合分析実験センター 永野 幸生 先生

「百聞は一見に如かず」と言う永野先生のお話から始まり、2つの実験を行いました。「大腸菌に緑色蛍光タンパク質の遺伝子を導入して遺伝子組み換えを行い、光る大腸菌をつくる」という実験では、実験過程を丁寧に説明していただきながら取り組み、翌日の結果確認では自分で創った光る大腸菌を見て、感激していました。2つ目の実験「自然放射線を見よう」では、放射線検知器で塩(カリウム含有)からも放射線が出ていることを確認したり、霧箱の中でひこうき雲のような放射線の飛跡を見ることが出来たりして驚くばかりでした。

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3 バイオテクノロジーで新しい植物を創る

                                農学部 駒井 史則 先生

バイオテクノロジーという難しい題材での講義でしたが、駒井先生のこれまでの研究・開発・商品展開の流れをわかりやすく映像化してくださっていて、研究を身近に感じることが出来ました。0から1へすることの難しさやまたその先の地道な研究開発には、子供の頃の遊び、そして中学生の今学んでいることすべてが生きてくるという、先生からのメッセージが受講した子どもたちの心に響いた講義でした。

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4 原因と対策・明治時代の脚気対策を例として・・

                  文化教育学部  久野 建夫 先生

 何か問題が起きた時、それを解決するための方法を明治時代に猛威をふるった脚気の収束に向けたビデオをもとに学んでいきました。  「原因を明らかにして、それを取り除く」と言う方法、「原因はさておいて、何か良さそうな対策をとってみる」 という方法、様々な方法が考えられます。このような方法を病気対策だけでなく、あらゆる場面で応用できることも学びました。長い人生、これから色々な問題に向き合わなければならなくなった時、ふとこの講座を思い出して原因究明をし、影に隠れた原因を見つけ出して解明できたらいいなと思います。

 

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5 生物の多様性と生き物同士の相互作用

                       農学部 徳田 誠 先生

自然界を形成する生き物同士の相互作用について植物と昆虫の関係を«虫こぶ»(昆虫が植物に寄生し植物にこぶをつくる現象)を例に挙げ、昆虫がどのような方法で自分の都合よいように植物をコントロールし寄生させていくかについてスライドなどを交え具体的に説明して頂き、生徒たちも大変興味深く受講していました。また、このような相互作用により生み出される現象などがどのように解析され、バイオテクノロジーなどの進歩に役立ち成果が生まれるのか大変興味が持てました。

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6 ユーロ圏と米国における国民の連帯性の比較・・・金融危機の時にこそ問われる連帯性の内実

                    経済学部 米倉 茂 先生

経済危機や金融危機の時にこそ問われる国民の連帯性の強度を、ユーロと米国の二大経済圏で比較しました。ユーロ圏の特徴としては、金融政策はひとつだが財政政策はバラバラで、通貨主権は各国が保持しているため統一的金融政策は無理があり、米国の場合財政と金融政策が一体化しているため統一的金融政策も可能になるという違いを話されました。日本の国債の金利は一番低く、安全な国だということです。来年退官される米倉先生は「ユーロ」という本を現在出版されています。興味のある方はどうぞご覧ください。

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7 「男女共同参画」って何?~自分らしく生きるコツ~

                      男女共同参画推進室 宮地 歌織 先生

「受講生の半数以上が男子という状況での講義は初めてです」という宮地先生に、男女共同参画がまだまだ日本に馴染んでいない現況を改めて、わかりやすく教えていただきました。イラストを描くことから始まるウォーミングアップから「10年後に男性も女性も働きやすい社会を創るためには?」というグループワークでは生徒たちも積極的に参加する事が出来ました。それぞれの生徒が将来出会う問題点を考える機会になったことと思います。

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8 「お父さんは牛のシッポにとまるハエ?」インドネシアの母系制社会から学ぶこと

           国際交流推進センター 山田 直子先生

「お父さんは牛の尻尾にとまるハエ?」一瞬どきっとした方も多いのでは無いでしょうか?日本古来の文化とは全く異なる、インドネシアのミナンカバウ民族の文化の話でした。メインテーマは「家族」。ミナンカバウ民族の行動や習慣、人間関係をフィールドワークした山田先生のお話は大変興味深いものでした。写真を見せて頂いたり、当時の様子を聞いたりして少しだけ異文化に触れることが出来ました。「普通」や「常識」を疑い、多様性を認め、相手を尊重して受け止めることは大事だと学べた講義でした。

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9 廃油(脂肪)からBDF(バイオディーゼル燃料)をつくってみよう。

                     文化教育学部 岡島 俊哉 先生

地球の自然活況の中で繰り返し得ることが出来る再生可能エネルギー[バイオディーゼル燃料]を実際に作りました。「大学の実験室だから、普段我々がしていることをしてもらったらいい」と言う先生のお考えのもと、実験の楽しみ方を教えていただきました。実験器具の基本的な操作など、子どもたちにとてもわかりやすい説明でした。探しでは、使用済み天ぷら油を回収・精製し、バイオディーゼル燃料を再生。そしてトラックやバスなどに使用しています。私達も循環型社会を念頭に、日々の生活を送りたいと思います。

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10 食と法律・・・先生&ゼミ生と学ぼう

                      経済学部 岩本 諭 先生

食品の安全とは何かについての講義でした。近年社会問題と鳴ったデパート、ホテルなどの食品偽装事件の背景にある問題について、いくつかの実験を通じて確認し、法制度の役割を考える機会となりました。前半は法制度の観点から映像を用いてわかりやすく説明して頂き、ました。後半はゼミ生14名の方達と和やかに実験や表示の説明をして頂き楽しく学ぶことが出来ました。子どもたちは「人工いくら」「コーヒーミルク」の作成実験で「食品添加物」という「目に見えるかたち」で知識を得て、関心をもつことで偽装防止になるとわかりました。

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平成26年度大学の授業を受けてみよう(1) 各種講座内容

大学の授業を受けてみよう(1)各種講座内容 

       

 

 

1 イタリア語の歌を歌おう

               文化教育学部 板橋 江利也 先生

相手の心をどう動かせるか!ということで、歌詞の朗読にチャレンジしました。感情を込めて伝える中で自己を観察し、素直に表現することがイタリア語の歌をより深く感じられる第一歩だと教えて下さいました。また、実際にみんなで『樹木の陰で(ラルゴ)』の歌を歌いました。最初は恥ずかしそうにしていた子どもたちも何度か歌っていく中で笑顔が溢れイタリア語の歌の持つ独特な発音、表現を楽しんでいました。『音量だけではなく気持ちで表す!』という言葉が印象的でした。

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2 WiFiはどうしてつながるのか!?

                       大学院工学系研究科 豊田 一彦 先生

ゲーム機やタブレットなど身近な色々な機器が無線を使ってインターネットに接続できるようになり、この中では無線LAN(WiFi)が使われています。電波とは何か?電気が通る仕組みと電波が伝わる仕組みを簡単な実験で教えていただきました。無線LANは、プロトコル(通信規約)を元につながっている事を図式化でわかりやすく話してくださいました。最後は大学での研究内容もあり、子どもたちの進学の道標にもなったのではないでしょうか。

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3 見かけの太陽の動きに潜む少しひずんだ不思議な8の字について

                         文化教育学部 大隅 秀晃 先生

正午の太陽の影が夏至と冬至は北に出来ることは知っていても、その間の毎日はどうなるのか?と言う問いからはじまりました。1年間の正午の影がどう変化していくのかということです。研究室で実証した毎日の正午の太陽の影の動きとは「少しゆがんだ不思議な8の字」だったのです。その次に先生のご専門は物理で、天文ではありませんが、その8の字から広がる、地球の動きや軌道、地軸が傾いていることの地球への影響にも話は及びました。身近な知識を物理で読み解くサイエンスの楽しさを垣間見た講義でした。

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4 音楽の基本的概念一様式、ジャンル、形式

                         文化教育学部 高野 茂 先生

「音楽は音学だ」と言う言葉から始まった講義は、高野先生の音楽に対する穏やかな愛情が伝わってくるものでした。悲しい時は音によって癒され、うれしい時は傍に仲間が居て、一緒に喜んでくれるような心強さがある、それが音楽の良さだと思っていますが、何百年も前からある古典音楽は誰かが整理して後世に残してくれることがなければ耳にする機会もありませんでした。音楽はただ楽しむもの・・・から一歩出て、音楽を様式・ジャンル・曲種、形式で分類、研究していくと、今まで以上に奥深く音楽が楽しめると思います。

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5 共鳴の物理 楽器から原子まで

                      工学系研究科 遠藤 隆 先生

この世界(宇宙)にあるものは、すべて共鳴しているという難解なフレーズで始まった講義でしたが、実際にバネと重り、バイオリンやオルゴールを使って、わかりやすく教えて頂き、心理的障壁の高かった物理の講義に親しみを覚えることが出来ました。シャボン玉から電波、量子ゼノン効果まで日常から未来へと幅広く続く量子力学を興味深く学ぶことが出来ました。最後に遠藤先生より「ふしぎ」と思う気持ちを大切に学んで欲しいと熱いエールを頂きました。

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6 頭の中の地理的世界

                     文化教育学部 藤永 豪 先生

暗記科目としての「地理」のイメージが藤永先生の講義で変わりました。前半は、学校の成り立ちや社会という教科の中の地理学の意味から始まり、「扇状地」はどうやってできるのか?などをあらゆる関連性を持たせながら説明して頂きました。後半は、本題に入りメンタルマップというものを使って参加者全員が地図を描きました。これを使ってわかる事は、個人の生活の様子が地図化することで詳細になり、子供の場合は危険を未然に防ぐことが出来るということでした。子どもたちも「地理学」に興味をもったようでした。

 

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7 指揮者に挑戦

                     文化教育学部 今井 治人 先生

指揮者になるための出発点となる指揮法の基礎をピアノの演奏の指揮をしながら学びました。「指揮は奥深い!」その謎を解くべく子どもたちの眼差しは真剣でした。先生の丁寧な指導のもと「柔らかいしゃく及び平均運動の練習」など一つ一つの動きの意味を理解しながら、最初は戸惑いながらもみんなの前で指揮をやり終えた時の子どもたちの満足気な顔が印象的でした。指揮者と演奏者とのコミュニケーションを体感し音楽と楽しく向き合えた時間でした。

 

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8 金属イオンの検出実験と自然現象とのつながり

                   文化教育学部 岡島 俊哉 先生

いくつかの金属イオンを溶かした混合溶液(未知資料)を分析して、その溶液に含まれている金属イオンを検出する実験をしました。「金属イオンの系統分析」です。重金属は環境水に含まれやすく、人の健康被害も引き起こしやすい化学物質です。岡島先生は、実験はリラックスして行うことや実験道具の扱い方、実験ノートを書く事の意味や理由を丁寧に教えて下さいました。子どもたちは熱心に取り組み、先生に質問を投げかけ、次々と金属イオンを検出し、正解を得るたびに嬉しそうでした。この学習が環境汚染の防止につながることを期待します。

 

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9 デザイン思考で未来をco-creation!

                        産学・地域連携機構 松前 あかね 先生

デザイン思考で大切な物は、①人を中心に考えること②コラボレーション。より多くアイデアが出やすいようにグループでワークショップを行いました。「価値」を創って届けて回収する仕掛けを横山先生をモデルにして実践してみました。各グループの机上では付箋を利用して可視化で情報を共有し、ホワイトシート(静電気を利用し取り外し可能)に記入したものを、そのままプレゼンに使いました。ネタ切れからが大切で、もう1段掘り下げて考える(洞察)、妄想を広げてどんどん考えていくという作業は、今後の成長に役立つことだと思いました。

 

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10 身の回りのプラスチックと最新のプラスチック

                   工学系研究科 成田 貴行 先生

私達の生活の中の様々な場面で使用されているプラスチック(高分子材料)についてのお話でした。どうしてプラスチックに取って代わっているのかを考え、いろいろな実験を交えて、プラスチックの優れているところを学びました。また、プラスチックの自己再生能力が未来の高分子材料として注目されていることを知り、初めは緊張気味だった子どもたちも大変面白く興味を持って聞くことが出来ました。近い将来、再生能力が医療の現場で活用できる日が来ること、そして研究に携わる子どもたちがいるかもしれないことを期待しています。

 

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11 医師のアタマ・ワザ・ココロを創る「問題基板型学習」を体験してみよう

                     医学部医療教育部門 小田 康友 先生

実践的臨床医を養成する医学部の教育プログラムの中で、実際に行われている問題基板型学習のプチ体験をしました。症例「風邪をひいたみたい。15歳男性。微熱・喉の痛みあり・咳あり」を用い、本当に風邪か?他に考えられる疾病は無いか?と、考えました。時折、小田先生から与えられるヒントカードを見て、知識をフル稼働。頭を働かせながら仮説を除外。最終的診断を導き出しました。子どもたちは、医師の診断過程を疑似体験し、一部だけを見ずに、全体を見て判断していくことの大切さを実感していました。

 

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12 放射線を測る

                 総合分析実験センター 寺東 宏明 先生

最近の社会情勢を踏まえ、放射線に対する関心が高まってきています。そのような中、今回の講義を通して身近に存在する放射線について学びました。五感で感じることが出来ない分、「放射線=怖い」という意識だけがひとり歩きしているようです。また実験では3名のスタッフのもと、身の回りにある自然放射線の測定をさせていただきました。子どもたちも大学での勉強や実験・研究をより身近に感じることが出来たのではないでしょうか。

 

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13 誰もが佐賀県の大きな問題の「肝臓がん」を減らすことができるんだ

                             肝疾患医療支援学講座肝疾患センター 江口 有一郎 先生

江口先生の魅力ある授業に、大人も子供も興味津々の様子でした。医学部学生の方のお話もわかりやすかったです。エコーを使って実際に人の体に中の心臓や肝臓を覗いてみました。「SAGA肝がんワースト1汚名返上プロジェクト」として、はなわさんや肝臓のゆるキャラ「肝ちゃん」を起用して肝疾患に関する広報活動を精力的に行われています。私達にできること。それはこの講義で聞いた「早期発見早期治療の重要性」をより多くの家族や友達に話し、知らせることです。佐賀県を元気にするためにも、皆で頑張りましょう。

 

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