教育育成委員会

令和元年度「大学の授業を受けてみよう」

~佐賀大学の授業を受けてみよう~  

2019年9月7日(土)

佐賀大学(本庄キャンパス17講座、鍋島キャンパス3講座)のご協力のもとに『佐賀大学の授業を受けてみよう』を開催いたしました。どの講座も興味を引くものであり、子ども達の生き生きとした表情を見ることができました。

 

 

シナリオを書こう

教育学部 教授  角 和博 先生

 

平田オリザ「演劇入門」を参考にシナリオづくりを体験しました。 保護者の方もグループに参加して頂き「演劇・シンデレラー」を一緒にセリフを読んだり、 自分でシナリオを作ったりしました。子ども達はなかなか書けずに悩んでいましたが 最後に出来上がった互いの作品を楽しそうに読み合い評価していました。

 

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コンピュータ・プログラムを書こう 

理工学部情報部門 准教授  掛下 哲郎 先生

 

コンピュータ及びプログラミングの説明を受け、持参したPCで実際にプログラミングを各自で進めていきました。 ソフトを使用し、ゲーム感覚でプログラミングして課題のクリア数・レベルで優秀な生徒に ベストクリエイター賞が与えられました。自分の考えたデザインをプログラミングするという体験ができ 興味が深まった様子でした。

 

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色彩と心理~美術の視点から~

教育学部 教授  栗山 裕至 先生

 

演習では、同化現象や補色残像を体験しました。先生からは、描き手の心理が絵画に表れるため それを、どのように解釈するかについて説明して頂きました。 生徒達は、色彩から見える描き手の心理状態の見え方の面白さを実感しました。

 

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企業や地域社会が元気になる特許・発明の重要性について

~価値の創造に向けた基礎学力と技術開発の関係性について~

リージョナル・イノベーションセンターシニアURA 農学部招聘教授 平山 伸 先生

 

大学の研究と産業界での技術を結び付ける特許・発明について学びました。 生徒は、安心してモノ造りをするために特許がなくてはならず、 それを生み出すには日常の基礎学習と不便さをどう解決するかが大事だと知りました。 生徒達には、知識を知恵に変換する力を身に付け地域社会を元気にする人材に育って欲しいと強く願っています。

 

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商品企画にチャレンジしよう! ~商品開発について理解し、企画書を考える~ 

リージョナル・イノベーションセンター 主任URA 出田 光太郎 先生

 

商品が出来る迄の企画開発について理解し、 今回は文房具についてグループに分かれてブレインストーミングを行い模造紙にまとめました。 出田先生から具体例も出して頂き、参加した生徒全員がアイデアを出しながら 1つの商品を作り上げる事ができました。新たなものを生み出すための企画の実際が体験でき、 とても充実した時間となりました。

 

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WiFiはどうしてつながるのか?

理工学部自然科学域理工学系 教授  豊田 一彦 先生

 

Wi-Fiを使ってパソコン、スマホ、タブレット、家電等をインターネットに接続して快適に使用できるようになり ました。身近なWi-Fiがどうしてつながるのかを学びました。電磁波に変化をつけてデータを送ることについて、 意見交換しながら理解を深めました。 最後に大学でどのような研究をしているか映像を見せて頂き「おもしろそう」と感じた生徒も多かったようです。

 

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デシタルで音楽を楽しむための基礎講座

~CDの仕組みからハイレゾ、今後の音楽ビジネスの展開まで~

リージョナル・イノベーションセンター リサーチアドミニストレーター 大野 富生 先生

 

デジタルで音楽を楽しむための基礎知識として、ビットとヘルツ、2進法と10進法について、 わかりやすく身近な例を交えて教えて頂きました。 そして有名な楽曲をビットやヘルツ、ファイル形式の違う音楽データを使って聞き比べる実験や 真空管アンプを使った音を聴くなどの体験を通して学ぶことができました。

 

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佐賀の生き物たちの過去・現在・未来

農学部 准教授  徳田 誠 先生

 

生物の多様性を守ることは、私達の生活を豊かにすることに繋がると学びました。 大学の研究内容を知ることは貴重な経験でした。移り行く佐賀の素晴らしい自然環境を守り、 次の世代に受け継いでいきたいと思います。また、そのために何をしないといけないかを考える良い機会となりました。

 

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宇宙は何からできているか?

理工学部物理科学科 教授  船久保 公一 先生

 

夜空に輝く無数の星。これらの星が何からできているかを、 原子や原子核というミクロの物理法則から解き明かしていく流れを学びました。 その一方で、宇宙には未だ解明のできないダークマター、ダークエネルギーがあることも教わりました。 その謎こそが研究者をより虜にする課題であるようです。

 

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科学のおもしろさを知ろう -セラミックス編-

理工学部機能物質化学科 教授 渡 孝則 先生

 

セラミックスという物質が、私たちの生活の中でさまざまな形で使われていることを講座で学ぶことができました。 セラミックスの使い方もたくさんあり、圧電性セラミックスは、着火マンとして用いられていたり、 光を貯めるセラミックスは非常時の誘導に用いられていたりしていることを知りました。 化学のおもしろさを知った楽しい授業でした。

 

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シューベルトの「のばら」をドイツ語と日本語で歌い比べてみよう

教育学部 教授 板橋 江利也 先生

 

シューベルトの「のばら」を日本語とドイツ語の両方で歌い、2つの言語の特徴を学びました。 ドイツ語歌詞には社会風刺の意味が込められているなど興味深いお話がありました。 音楽のことばかりでなく、大学とは何を学ぶ場所かを考える場面もあり、 生徒達が色々なことに思いをめぐらせる貴重な時間だったと思います。

 

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『あなたの知らない音の話し』 ~音が見える!?~

佐賀大学医学部先端医学研究推進センター技術専門職員 立石 洋二郎 先生

 

普段何気なく聞いていた『音』について、科学的に教えて頂き、 色々と考えたり感じたりする貴重な時間となりました。 また、音についての知識だけではなく、立石先生のお仕事の話や「夢はかなえるものだ」という話まで 多岐にわたり、先生の想いに胸が熱くなりました。生徒達の心にも響いたと思います。

 

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「もっとうまくなりたい!」スポーツを科学して動きのコツを理解しよう

教育学部 教授  井上 伸一 先生

 

「効果的にスポーツが上手くなるには」をテーマに、バイオメカニクス(生体力学)の話をしていただきました。 筋肉の収縮と動きの関係性や反動動作の動き、 筋力だけではなく回転速度を早くする為の動作の変化などのお話で、 生徒達はとても興味深く聴き入っていました。実際にジャンプしたり、 椅子で回転してタイムを計ったりして楽しく学べ、部活動等に活用できることが期待され実りの多い講義でした。

 

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未来を切り拓く太陽光発電技術

理工学部電気電子工学部門 教授  田中 徹 先生

 

再生可能エネルギーのトップランナーである太陽光発電。 その太陽電池による仕組みや特徴、種類等をわかりやすく教えて頂きました。 太陽光パネルや半導体シリコンウエハーの現物を手にすることもでき、生徒達は興味深く講義に集中し、 講義後も個別の質問をしている生徒の姿も見受けられました。

 

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やりたいことの出来る社会の面白さを知ろう ~やりたい事の出来る会社と社会貢献~

理工学部工学系研究科 名誉教授/非常勤講師 佐藤 三郎 先生

 

各テーブルに生徒4~5名と佐賀県中小企業家同友会の方に2名ずつ入っていただきワークショップを行いました。 自己紹介に始まり、「佐賀にこうなって欲しい」「その時佐賀は?」そして「未来の私は?」 などの考えを付箋に書き、意見交換をし、身近な問題や近い将来に思いをはせた貴重な時間となりました。やりたいことの出来る社会の面白さを知ろう

 

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栄養素ではない食品成分:非栄養素の話し

教育学部 准教授 萱島 知子 先生

 

栄養素ではない食品成分(非栄養素)の中でも、ポリフェノールに注目し、 人間に良い働きと好ましくない働きがあることを学びました。 “We are what we eat”(私達の体は、私達が食べた物で出来ている)という言葉がある様に、 『私達は常にバランス良く栄養素、非栄養素を摂取しなければならない。』という内容に感銘を受けました。

 

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「安全」と「危険」の境界を観る

教育学部 教授 岡島 俊哉 先生

 

ガソリンと灯油に着火して引火点の差を見る実験や濃硫酸と純水を混合させる発熱反応の実験などを 生徒達が先生の助手として行いました。 自分達が手を動かすことで、濃硫酸の粘度が純水より高いこと、 純水に濃硫酸を注ぐことで28℃の水が88℃まで上昇したことを触って五感を使って実験することができました。

 

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こどもたちの未来を守る『小児外科』について学ぼう

医学部小児科学講座 診療准教授 山田 耕治 先生

 

「外科」や「小児科」は知っていても、「小児外科」を知っている人はどれだけいるでしょうか。 薬では治らない赤ちゃんや子どもの命を手術で治すことができるのです。 「小児外科にしか救えない命がある、小児外科医は子どもの未来を預かっている」 と小児外科医の醍醐味をわかりやすく語ってくださいました。

  

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最先端技術を学ぼう! ~リケジョプラットホーム in SAGA~

ダイバーシティ推進室 副室長 荒木 薫 先生

 

「Diversity (多様性)って何だろう?」という問いかけから求められる働き方について、 具体的に話をして頂きました。生徒は、互いの考えを尊重する社会の構築を見据えて進路選択する必要があります。 そこで今回は短い時間(10年区切り)で将来の姿を想像しました。オプティム社の先進技術紹介もして頂き、 大変有意義な時間になりました。  

 

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心臓の構造と働きを学んでみよう

医学部附属病院卒後臨床研修センター 准教授 吉田 和代 先生

 

最初に講義を受け、得た知識をもとに人体型のシュミレーション装置や心臓エコーの画像について、 子ども達自身が考えて診断していく体験型の授業でした。「事実」「仮説」「Need to Know」の順番で 何の病気なのかを考える「PBL」という医学部の学生が行う学習方法も体験させてもらいました。 医学を目指している生徒のみならず、別の選択肢を考えていた生徒も興味深く聴講した様子でした。

 

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平成29年度「大学の授業を受けてみよう」

佐賀大学佐賀大学の授業を受けてみよう

2017年9月9日(土)


シナリオをつくろう 

 教育学部教授 角和博先生

 演劇を題材とし、これからの時代を生きる子どもたちに求められる資質について講義していただきました。演劇「シンデレラー」や「演劇入門(平田オリザ著)」をグループで読み合わせした後、各自でシナリオ作りに挑戦しました。多くの子どもたちが初めてのシナリオ作りでしたが、知らない世界を知り、貴重な体験になったと思います。

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放射線を測定しよう

 総合分析実験センター准教授 寺東宏明先生

 放射線とは何か、どこにあるのか、その生命に与える影響について講義をしていただきました。その後、身近な放射性物質カリウム40を、入浴剤、肥料、塩化カリウムより、GMカウンターを使って検出しました。放射線量が線源から離れると減少すること、放射線が紙やアルミホイルで遮蔽できることを確認しました。子どもたちにとって、放射線や放射能に関する報道を、より正しく理解するための貴重な知識と経験になりました。

 

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声楽の授業を受けてみよう

 教育学部教授 板橋江利也先生

 声楽の授業では、ペットボトルを使った呼吸法や感情表現の仕方など、歌を歌うための方法を学びました。特に歌を歌う前に朗読をすることをすすめられ、意外と難しいと感じている生徒も多かったようです。先生の素敵な歌声が聴けたり、またこれからの人生で役に立つお話も聞けて、学びの多い講義となりました。

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太陽光発電が拓く未来~その仕組みから最先端テクノロジーまで~

 工学系研究科教授 田中徹先生

 太陽光発電の話の前に、火力・水力・太陽電池・原子力との違いを教えていただきました。今、屋根につけられている太陽光発電用のパネルと、IC用シリコンを子どもたちは手にとって見ていました。コスト面や出力の不安定がこれからの課題となりますが、温暖化の防止とCO2削減になればとてもいいことであることを学びました。

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WiFiはどうしてつながるのか!?

 工学系研究科教授 豊田一彦先生

 WiーFiの仕組みについて、電磁波は電界と磁界が組になって伝搬していくことを電波が伝わる実験を通して分かりやすく学ぶことができました。私たちの今ある明るい生活は、科学者の努力し続ける力・周りにあるチャンスをつかむ力があったからこそ。先生の言葉に子どもたちも刺激を受けたようです。

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気管支ぜんそくの最新の治療~吸入治療薬を体験してみよう~

 医学部内科学講座呼吸器内科講師 高橋浩一郎先生

 気管支ぜんそくという病気の原因、症状、治療方法等を、イメージ図を利用し視覚的に分かり易く説明して頂き、実際の吸入治療薬(デモ版)を使用し吸入の体験をさせて頂きました。最後には、質問時間を頂き生徒たちの疑問質問に細やかに回答頂き大変に有意義な経験をさせて頂きました。

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『あなたの知らない音の話し』~音が見える!?~

 医学部総務課先端医学研究推進支援センター技術専門職員 立石洋二郎先生

 人間に聞こえる周波数を実際に聞き、聞こえる音、聞こえない音を体感することができました。また、子どもたちは珍しい6種類のヘッドホンを実際に手に取って、音の違いを興味深く聞き比べていました。音(音楽)は、心体に与える影響も大きく、環境音楽、α波音楽、音楽医療と、医療の現場でも利用されていることを学びました。

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東北と九州の郷士玩具から~受け継がれる模様や形を見よう~

 教育学部(幼小連携教育コース)准教授 和田学先生

 海外の玩具や身近な日用品とのコラボレーションにより、姿を変えて受け継がれているユニークなこけしスタイルを紹介されました。一見似ている姿のこけしもよく見ると地方により表情が違い、また角度を変えて見ることでふしぎな模様に気づくことができました。こけしにも寿命があり、時とともに色や質感が変わっていく切なさを感じました。ものの見方を少し変えると、世界が広がることを感じました。

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くずし字を読もう!

 全学教育機構准教授 中尾友香梨先生

 講義を受けた生徒は全て3年生で、5グループに分かれ字母表を基にくずし字を読む体験をしました。現代の文字で出版された本は、全体の1%くらいしかないということに、とても驚きました。くずし字を読めるようになれば、昔の時代にタイムスリップすることができると実感した興味深い楽しい授業でした。

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『健康をまもる予防医学』

 医学部医学科社会医学講座予防医学分野准教授 原めぐみ先生

 「疫学」という研究手法を用いて、生活習慣や環境要因にゲノム情報を取り入れることで、体質に応じた病気の予防方法についての研究がなされていることを学びました。講義の中では、アルコールパッチテストも行い、遺伝子多型と体質の関連についての理解も深まり、これからの学習への期待や興味が高まったようです。

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鉛筆から始まる最先端エレクトロニクス

 工学系研究科循環物質化学専攻准教授 坂口幸一先生

 私たちの日常生活を支えているエレクトロニクス。その最先端の研究開発について、「グラフェン(炭素の2次元シート)」に関する内容を中心に、映像も交えながらお話をいただきました。日頃何気なく使っている鉛筆の黒い線、あれがこんなに途方もなく深い世界だったとは・・・驚きでした。

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身体活動と脳機能

 医学部講師 西田裕一郎先生

 脳の記憶と運動の関係について講義して頂きました。軽度の認知症と診断された方に予防法を4年ほど実行してもらった所、18名のうち16名は正常に戻った具体的な方法を教えて頂きました。生徒たちも認知症チェックやスロージョギングの方法など真剣に取り組み、印象に残る講義を受けることができました。

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医師のアタマ・ワザ・ココロを創る~「問題基盤型学習」を体験してみよう~

 医学部教授地域医療科学教育センター長 小田康友先生

 佐賀大学では、知識の習得だけでなく、実際の現場で患者に対し病気の診断と治療ができる「問題基盤型学習」に力を入れておられます。事実を把握し診断仮説を形成し検証するために情報収集されています。直感ではなく客観的に見る事が大事だと言われていました。仮説をたてて説明していただきとてもわかりやすかったです。

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食品の毒と薬の話し~農薬とカフェインを例に~

 農学部准教授 上野大介先生

 上野大介先生の自己紹介から講座は始まりました。「冷凍食品の毒物混入」や「エナジードリンク大量摂取による死亡」など身近なニュースを軸にお話は進み、普段自分たちが摂取している塩やコーヒーに含まれているカフェインの毒性について等、大変興味深い内容となりました。普段何気なく口にしている食物ですがそれにも毒性があり、食品の安全性は適度な「量」が重要だということを学びました。

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脳とこころのつながり~神経心理学の視点より~

 医学部医療教育部門准教授 坂本麻衣子先生

 神経心理学は、日本ではまだ新しい分野になりますが、医療現場では欠かせない役割を担っていることを知りました。神経心理学の歴史・脳の構造・認知機能など詳しく説明をうけ、脳が精神的機能にも深く関係している事も教えて頂きました。最後に実際の認知機能判断に用いられるMMSEテストを全員で行い、必要性への理解がさらに深まる貴重な時間となりました。

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宇宙論入門

 工学系研究科教授 船久保公一先生

 宇宙は常に膨張しつづけています。それは空間そのものが膨張しているからです。また、その膨張の仕方はエネルギーの密度によって決まるということを学びました。宇宙の始まりはわかっていません。しかし、初期の宇宙は高温、高密度があり、それがじわっと冷えて今の宇宙になっていることを学びました。

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日本のものづくり、ことづくりに携わる女性との対話

 ダイバーシティ推進室特任助教 荒木薫先生

 第1部では小児科医でもある荒木薫先生の他、ゲストスピーカーの佐賀県行政書士会行政書士の江口京子さん,亀屋硝子(株)の杉本あけみさん、ヤマトカンキョウ(株)企画課の山下千明さんから「ダイバーシティ」の概念や個性を生かし各々が社会で活躍することの重要性、夢を持ち続けることの大切さなど大変貴重なお話を伺うことができました。第2部のグループトークではゲストスピーカーの方々と直接お話しできる機会を設けて頂き、現在の仕事内容について詳しく伺うことができ生徒たちは熱心に聞いていました。最後に教育学部の岡島俊哉先生から実験を交えて、多様性を受け入れ伝えることが必要不可欠だと学びました。

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人工知能が切り拓く近未来について一緒に考えてみよう!

 工学系研究科(理工学部)准教授 和久屋寛先生

 人工知能の普及により「2045年」には人間が追い越されるのではないかといわれています。講義は双方向型の授業で行われ、①「人工知能」とは、どんなものか。②「人工知能」とは、どんなところでつかわれているか。③みなさんは「2045年」に何をしているでしょうか。というテーマに対して様々な意見交換ができました。今後、子どもたちが考えた人工知能の可能性がどんな形に実現されているか楽しみです。

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心臓の構造と働きを学んでみよう

 医学部卒後臨床研修センター准教授 吉田和代先生

 医者にかかる順番で勉強する授業で、ハワイ大学のPBLを取り入れた授業を体験してきました。色々な症状から仮説を立て、次に人体模型で心臓の音を聞いたり、エコーを見せてもらいました。治療法も映像を見て説明してもらい、終了後、質問する子どももいて関心を持ってくれたようです。

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平成28年度~佐賀大学の授業を受けてみよう~

2016年9月10日(土)

『あなたの知らない音の話し』~音の魅力~

先端医学推進支援センター 技術専門職員 立石 洋二郎 先生

 日常の生活の中で人間の耳に聞こえる音から聞こえない音までの周波数を実際に聴き、体感することができました。生徒達は、かなりの高音まで音を感じ取ることができていました。保護者の方々は、聴力は老化と共に低下することを実感したと思います。

 音楽は人の脳波に作用するため、効果の違いを利用し、環境音楽、α波音楽、音楽療法と様々な分野で利用されていることを学びました。
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生物の多様性と生き物同士の関係を読み解く
農学部 准教授 徳田 誠 先生
 生物の多様性と生物間相互作用につて、実際に大学の授業で使われている資料を用いて講義をして頂きました。昆虫と植物の相互作用の具体例として、「虫こぶ」について先生が現在研究されている詳しい内容を学びました。虫こぶ形成のメカニズムや、先生が発見された落ち葉に出来る虫こぶのお話は少し難しかったですが大変興味深かったです。又、大学や農学部がどんな所なのかも説明して頂きました。
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医師のアタマ・ワザ・ココロを創る 「問題基盤型学習」を体験してみよう
医学部 教授 地域医療科学教育センター長 小田 康友 先生
 医学部で実践的臨床医を養成するためのカリキュラムとして取り組んでいる「問題基盤型学習」のプチ体験をしました。事実の把握で大事なこと「群盲像を評す」のことわざやイラストをわかりやすくあげて頂き、症例を通して情報収集の大切さ、あらゆる可能性を考え仮説をたて検証していく医師の診断過程を疑似体験しました。医学に関わらず今後の子ども達の思考に大きな影響を与えて頂けたのではないでしょうか。
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分析機器の世界をのぞいてみませんか
総合分析実験センター 准教授 寺東 宏明 先生
 生徒16名(1名欠席のため)と先生、保護者5名の計21名の参加でした。最初の講義の後、3班に分かれて、実際に分析機器を使って体験をしました。電子顕微鏡で髪の毛を見たり、PCRで遺伝子のコピー実習をしたり、ガスクロマトグラフィで試薬を分析したりしました。自分で直に実習を体験できました。貴重なおもしろい体験になったと思います。
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ドラえもんが動くエネルギーとは? エネルギーってなに?
理工学部 教授 冨永 昌人先生
 ドラえもんを題材として私達のエネルギーについて学びました。家電、ロボット、水力、核、太陽、光、そして人間も食事をエネルギーに変えて動くことが出来ます。しかし、目で見ることの出来ないエネルギーに不思議な思いもします。エネルギーが不透明な分、将来を担う子ども達には、興味をそそられる様で機会があれば学びたいとの声も聞かれました。
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宇宙は何からできているか?
工学系研究科 教授 船久保 公一 先生
 夜の空には、夏ならば天の川など無数の星があります。これらの星々は何でできているのかを観測に基づいて原子や原子核といったミクロの物理法則から写真を見ながら学びました。宇宙には、数多くのエネルギー存在や物質があることも知りました。また、光学的観測では見つからない物質が多量にあることが星の観測から分かってきたことを学びました。ここ20年の観測や実験によって多くの新発見がありました。現在、また将来の実験、観測にも期待されています。
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東北・九州の郷土玩具の「和の模様」を見よう
教育学部 准教授 和田 学 先生
 東北地方のこけしや九州地方で多く見られるきじ車など、各地域で見られる郷土玩具の実物を見ながら、玩具が生まれた歴史的背景から制作方法、色付けの変化などについて学ぶことが出来ました。弓野人形等・・・
佐賀の郷土玩具も紹介していただき、中学生にも地元の工芸を知る良い機会となったと思います。
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佐賀のがばいすごか人、売茶翁のことをもっと知ろう
全学教育機構人文・芸術部門 准教授 中尾 友香梨 先生
 売茶翁とは茶を売るおじいさん。佐賀の七賢人にも匹敵する売茶翁。まずお茶の原産地中国の、茶文化の歴史を学びました。はじめは薬として紀元前2700年頃から飲まれていました。唐時代は餅茶~宋時代は抹茶~明時代は散茶=葉茶と変遷しました。そして日本の茶文化は奈良時代中国に渡った留学僧(最澄・空海)が持ち帰って栽培し、餅茶が伝わりました。鎌倉時代には栄西禅師より抹茶が伝わりました。室町時代には茶道が生まれ江戸時代に隠元禅師が散茶、今日の煎茶を持ち帰りその煎茶文化を広めたのが売茶翁です。京都通仙亭を開き、茶を売り日本初の喫茶店で、景勝地でのお茶の行商をしていました。黄檗宗の偉い僧になっていたにもかかわらずてんびん棒を担いで茶を売るのは禅の修行のためでした。禅を説きながらおいしいお茶を飲ませてくれたそうです。著名人(伊藤若冲・池大雅など)が尊敬し、茶神として絵に描き書物にしたとのことです。佐賀の偉人として誇らしく思いました。
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発電のしくみと様々な発電方法
海洋エネルギー研究センター 准教授 有馬 博史 先生
 エネルギーを作るためには色んな研究がなされていることに感謝いたしました。また、発電方法の海洋温度差エネルギー・波力エネルギー・海流・潮流エネルギーが佐賀大学で研究されていることを知り、佐賀で子ども達も学べる環境であることを嬉しく思いました。講義が終了し、生徒からも発電への興味が深まったとの声も聞くことが出来ました。是非、来年もたくさんの生徒に学んでほしいと思います。
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GIS(地理情報システム)って何?
芸術地域デザイン学部 教授 山下 宗利 先生
 スマートフォンのアプリで利用していたGoogle Map。一度使い出したらやめられない非常に便利なツールですが、これもGIS「地理情報システム」なんだそうです。授業では、渋谷の交番の半径300m以内に専用商業施設がどこにいくつあるか、面積が10000㎡以上の文教施設はどうかなど、簡単な分析を一人一台のパソコンを使って実践しました。GISの利用によって、瞬時に必要な情報がキャッチできる魔法のシステムを覗き見て、子どもたちの夢は広がります。
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考古学の研究と現代の社会
芸術地域デザイン学部 教授 重藤 輝行 先生
 吉野ヶ里遺跡や原の辻遺跡などのとても身近な場所から、考古学について講義して頂きました。層位論・型式学から歴史をひもとき、またそこから地域活性の一役を担っているということも分かり、とても興味深い講義でした。講義終了後にも先生に質問をしている生徒の姿もみられ、将来、考古学を目指す生徒への指針となったことと思います。
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「男女共同参画って何だろう?〜自分らしく仕事をしていくために〜」
男女共同参画推進室 特任助教 宮地 歌織 先生
 第1部では、宮地歌織先生の他、ゲストスピーカーとして、三井住友建設株式会社の前田明子さん、佐賀県庁教育総務課の坂本竜太郎さん、佐賀大学医学部卒後臨床センターの吉田和代さん、それぞれの専門家の方からお話を伺いました。第2部では3つのグループに分かれ、それぞれのゲストスピーカーの方から直接お話を伺う機会がありました。現在の仕事について詳しくお話ができ、生徒たちも大変刺激を受けたようです。
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読書とその教育の研究
教育学部 准教授 竜田 徹 先生
 絵本と教科書の対比から始まり、一冊の絵本を表紙や見返し、挿絵の内容など細やかな周辺要素に注目して読み、話題を決めてグループで討議しました。読書とは記録から知識を得るだけではなく、著者と読者の間の生きた回路をつなぐことであり、物語の周辺要素にも注目し、読者自身の想い出や知識を思い出しながら読むこと、他者と意見を交わす読書会を持つことなどでより著者の思いを深く読み解くことができると学びました。
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超音波で見る人体
医学部 肝臓・糖尿病・内分泌内科 助教 高橋 宏和 先生
 2つのマッチ箱、どちらが空かどうやって確かめる?中を実際開けてみる人は外科向き、箱を振り重さを確かめる人は内科向き。医学で使われている超音波装置は、体の中のどこが悪いか実際使われている内科的な装置です。超音波とは、音を送信・受信で信号化し画像化しているそうです。実際その画像を見、なにか当てるのは難しく、魚の鯛・イカなどを見ました。人の体の中も見、どこに臓器があるかなど勉強になったのではないでしょうか。子ども達も、自分の首や手首が実際どのように写るか楽しんでいました。
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遺伝子とタンパク質の関係を正確に理解しよう ~バイオ医薬品から遺伝子組み換え作物まで~
農学部 准教授 光武 進 先生
 講義を受けた生徒は全て3年生で、遺伝子や化学式については、今、学校で学んでいて、とてもみんな興味深く聞いていました。アミノ酸が出来た時に生命が出来たというお話から始まり、遺伝子の構造、遺伝子組換えの仕組み、遺伝子組換え食品のメリット・デメリットなどを分かりやすく講義して下さいました。そして最後に、「遺伝子が全てを決めるのではなく、皆さんの人生の可能性は無限です」とおっしゃった言葉はとても心を打たれました。
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薬の分子はどう働いているか?
工学系研究科 准教授 長田 聰史 先生
 健康であれば必要ないのに、いざ体調がおかしいという時に頼る科学物質「くすり」。世界で初めて人工合成された医薬品「アスピリン」の登場からおよそ120年経過し、くすりの開発は生体の化学的理解が飛躍的に進展して、大きく変貌したことを知りました。開発の経緯や体内での働きを、頭痛薬等の鎮痛剤やドーピング剤、タバコ等身近なものを例に、リスクについても学びました。
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寄生虫のお話。(寄生虫が寄生虫になったわけ)
医学部 分子生命科学講座 助教 見市 文香 先生
 寄生する相手が無いと生きていけなくなる寄生虫。自由に生きている、似たような生物もいるのに、なぜ寄生虫が寄生虫として生きていく道を選んだのか? 正解は誰にも分からないとの答えでした。見市先生が、中学生の子ども達を例にして、1つの見解を分かりやすく説明して下さいました。また、さまざまな寄生虫を実際に見て、顕微鏡で観察する事で、寄生虫をより身近に感じ、興味や関心がいっそう強まりました。
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わくわく・ドキドキ異文化体験してみよう!
国際交流推進センター 准教授 山田 直子 先生
 もの、お金、人、情報が国境を越えて移動するグローバル化が進む今日、異文化を知ることは重要です。文化の違いを乗り越えて平和な社会にするためには、偏見を持たず、違いを認め、共通点を探し対話することが大切だと学びました。実際に留学生達とのコミュニケーションの場を持った時には、この人と話したい!この国を知りたい!という意識を持って向かい合うことがとても重要だと学びました。
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書に親しもう
教育学部 准教授 池田 啓二 先生
 書道の分野、5種類の書体の説明をしてくださり、実際に書体の辞書を見ながら好きな文字を思い思いに練習し、本番のうちわへ書いていきました。その後には、芸術の秋の趣で、皆の作品を鑑賞し、書に親しむことができました。「手書きの文字を絶やさないように、意識して書いて頂けたら」という先生のお言葉が印象的でした。今回の受講、創作を通して、自分で考え、それを形として創り出す、創造的思考に触れ、子ども達が自身の人生をデザインできる人間になっていってくれる事を願っています。
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